研究留学に必要な保険は?
1.健康保険
J-1交換訪問者プログラムで研究留学される方は、留学先の米国大学・研究機関から所定の条件を満たす保険への加入が義務づけられています。
- 研究留学時の健康保険の手配パターン
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研究留学時の健康保険の主な手配パターンは、留学先のJビザ保険条件により、以下の3通りになります。
①日本で海外旅行保険(長期用)に加入する。
②大学の保険に加入する。
③大学が案内する米国の民間保険に加入する。
2.自動車保険
米国の生活にはマイカーが不可欠です。マイカーの登録の為に必要な自動車保険の手配をリーズナブルな保険料で契約したいところです。
- 日米、自動車保険の違い
- 米国自動車保険では、日本で一般的な「対人:無制限」の手配はまず不可能です。対人30万ドル(3,000万円)を契約できれば良い方です。また、保険料は、同じ保険会社、同じ車でも州によって千差万別です。米国で運転経歴のない日本人は初年度の保険料が割高となる可能性があります。
3.賠償責任保険
米国で車を運転するのであれば、個人アンブレラ保険は不可欠です。
個人アンブレラ保険は自動車事故に対応できるだけでなく、日常生活中の事故(スポーツやアパートの水漏れなど)やアパートの借家人賠償事故(自分の落ち度で借りている部屋を焼失させてしまった場合など)にも対応できます。
- 個人アンブレラ保険は、訴訟大国ならではの知恵
- 米国人の多くは、自動車保険の上乗せ補償として個人アンブレラ保険(個人包括賠償責任保険ともいいます)を契約していると言われております。収入や資産があればあるだけ訴えられるという訴訟大国ならではの知恵といったところでしょうか?