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2018年11月14日
米国の民間保険会社が提供する留学生保険は、大別しますと以下の2つのカテゴリーに分類できるかと思います。
①医療機関自由選択タイプ
②PPOタイプ
医療機関自由選択タイプは、PPOと異なり、どの医療機関を使っても給付条件は同じです。言葉を変えれば提携医療機関用の保険給付条件が設定されておらず、保険給付対象額が、保険会社独自に基準に基づき査定されてしまうことになります。その為、想定以上に自己負担が多くなる可能性があります。総じて保険料が安いので、つい加入してしまう人もいますが、保険のプロとしては決して薦められません。
PPOタイプは提携医療機関と非提携医療機関の給付条件をきちんと区分けしており、提携医療機関を利用すれば所定の自己負担条件以外の負担を免れることが出来ます。保険料は、一様に高目となっていますが、米国健康保険の主流になっているだけに、提携医療機関を利用すれば安心感があるかと思います。
但し、PPOは非提携医療機関を利用した場合に自己負担が嵩みますので、注意が必要です。
なお。米国の留学生保険は同じ引受保険会社の保険でも名称はマチマチです。その理由は、保険ブローカーが保険に自分の社名をつけたり、ペットネームに変更したりしているからです。
様々な保険ブローカーの名前を関する保険プランであっても、実は同じ保険会社が提供するプランである場合が結構あります。また、保険ブローカーは団体契約の場合は、契約者(大学など)の意向に従ってオーダーメイドの給付条件を設定するようです。
次回は、民間留学生保険の補償条件のチェックポイントをご案内いたします。