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【米国健康保険】民間留学生保険のチェックポイント①

2018年11月21日

米国の大学からJ-1ビザのVisiting Scholarに案内される民間の留学生保険は、それこそ多種多様ですが、先ず、Deductible(免責金額)をチェックした方が宜しいかと思います。

Deductibleは、日本の健康保険にはない米国独自の自己負担条件です。医療費がDeductibleの金額に達するまで保険を使えないということになります。たとえばDeductibleが$500/1事故・1疾病となっている保険では、医療費が$1,000かかった場合に、まず$500は自分で払わなければなりません。

さて、「$250/1事故・1疾病」と「$250/年」とはどう違うのでしょうか?

同じ傷病で医療サービスを受ける場合には1回の事故・疾病と見なされますので、Deductibleが$250/1事故・1疾病の場合は、1回の事故・1疾病ごとに$250まで保険が使えないということになります。

これに対して$250/年の場合はどうでしょうか?年間(暦年、保険年間など)で医療費が$250を超えれば、その後はDeductibleが免除されることになります。

年間のDeductibleの方が保険加入者にとって有利であることが分かります。保険料も年間Deductibleの方が高目になります。

Deductibleを見るときは、必ず金額の後に記されている条件も併せて確認するようにしてください。